no title **

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チェリーが死んだ
いきなり電話で起こされてそんなこと言われてもなんっも理解できんくてただただ涙が流れてくるだけで。でもやっぱりちょっとずつ、この脳みそは嫌でもそれを理解して、家族が欠けたことがわかって。また狂ったように泣いて。
昨日手術して週末まで入院して元気になって帰ってくるって信じてた。信じてたかった。ほんとは昨日、先生の言葉が頭から離れんくて寝れへんかったけど。腸が壊死しかけてる。誰がこんなん言われると思った?いつもと同じ。自業自得。バリウムで終わる、てきっとみんな思ってたよ。だけど嫌な予感ほど的中する。

こんなん言うのもどうかと思うけど、花織はチェリーが一番好きやったよ。かわいくて、頭がよくて。でもバカやからいらんもん飲み込んでしんどくなってよく病院いっててんけど。ほんまにみんな大好きやけど、なんでかチェリーが一番やった。

もっとこうしてあげればよかった、て思うこともたくさんあるけど、チェリーが手術する前日、部屋にいれてあげれてよかった。記憶の中のチェリーはいつも元気。たまにしかあたしの部屋いれへんから物珍しくてうろちょろしてて、けど チェリー、そっちだめ て言うと振り向いてとことこ走って戻ってきて。愛らしくて仕方なかった

産まれる瞬間から見てるから、おらんくなるのが想像つかん。今でも。
大好きやなあ

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